S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは2002年にSPIVA米国スコアカードを最初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアクティブ運用の議論において高い注目を集める調査となっています。
SPIVA®日本スコアカードでは、日本のアクティブ運用投資信託について、それぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを様々な対象期間にわたり測定します。このスコアカードでは、日本の大型株、中型株、及び小型株セグメントに加え、国際株式ファンド及びグローバル株式ファンドも対象としています。
2022年通期のハイライト
2022年通期において、全ての日本株式ファンドの3分の2以上(70%)がS&P 日本500指数をアンダーパフォームしました。1つのカテゴリーを除き、残りの全てのカテゴリーにおいて半数以上のファンドがそれぞれのベンチマークをアンダーパフォームしました。国際株式ファンドだけが唯一の例外であり、このカテゴリーではベンチマークをアンダーパフォームしたファンドの割合が42%にとどまりました。