S&P ワールド指数1は、24の先進国市場における大中型株のパフォーマンスに連動するように設計されており、パフォーマンスの指標またはベンチマークとして利用することができるほか、広範な市場をカバーする金融商品の基礎として利用することもできます。この指数は、S&P グローバル総合指数(BMI)の強固なフレームワークに基づいて構築されています。S&P グローバルBMIは、48の先進国市場と新興国市場における15,000近い銘柄で構成されており、この指数をベンチマークとする運用資産の総額は2,500億ドルを超えています。2


先進国市場の株価指数の基準を設定


確かな実績

S&P ワールド指数はS&P グローバルBMIと深い関わり合いがあります。S&P グローバルBMIは世界初の浮動株調整後グローバル株価指数であり、1989年に算出を開始し、現代のグローバル・ベンチマーク構築の基準を設定しました。S&P ワールド指数は複数の景気サイクルを通じて算出されており、一貫したユニバースを提供しています。この指数を利用することで、過去の市場の分析や投資戦略のバックテストを行うことが可能となります。


幅広い市場を包括的にカバー

S&P ワールド指数は、24の先進国市場における1,500以上の企業で構成されており、各構成国の時価総額上位85%をカバーしています。この指数には、世界産業分類基準(GICS®)のセクター、スタイル、及び通貨に基づく380以上のサブ指数があるため、市場参加者は先進国市場の投資機会を様々な視点から分析することができます。また、市場参加者は当社のサステナビリティ・データセットを活用することで、サステナビリティに焦点を当てたサブ指数にアクセスすることもできます。

S&P ワールド指数がカバーする先進国市場

堅固なガバナンスと指数算出

S&P DJIは、透明性、独立性、及び完全性を重視しており、これらは全て、S&P ワールド指数のメソドロジーにおいて重要な要素となっています。S&P DJIは、インデックス・インダストリー・アソシエーション(IIA)の設立メンバーであり、指数業界のベストプラクティスを確立する役割を担うとともに、絶えず変化する各地域の規制を厳格に遵守することに努めています。


より詳しい情報をお求めの方は、S&P ワールド指数のメソドロジーを参照するか、または当社までご連絡ください。

1S&P ワールド指数とは、S&P 先進国大中型株指数(除く韓国)を指し、2024年2月27日にS&P ワールド指数に改名されました。
2数値は2022年12月30日現在のものであり、モーニングスター、eVestment、及びS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスのデータに基づく推定値を示しています。