S&P DJIは世界各国の証券取引所と協力しており、当社のグローバルな組織体制と各地域の専門知識を組み合わせることにより、国内外の投資コミュニティ向けに指数を構築しています。
当社の定評あるSPIVAリサーチでは、20年以上にわたり世界中のアクティブ運用ファンドとそのベンチマークのパフォーマンス比較を測定している。
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S&P DJIは世界各国の証券取引所と協力しており、当社のグローバルな組織体制と各地域の専門知識を組み合わせることにより、国内外の投資コミュニティ向けに指数を構築しています。
当社と各国証券取引所との関係
S&P DJIは世界各国の証券取引所と協力しており、当社のグローバルな組織体制と各地域の専門知識を組み合わせることにより、国内外の投資コミュニティ向けに指数を構築しています。
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当社の定評あるSPIVAリサーチでは、20年以上にわたり世界中のアクティブ運用ファンドとそのベンチマークのパフォーマンス比較を測定している。
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当社の定評あるSPIVAリサーチでは、20年以上にわたり世界中のアクティブ運用ファンドとそのベンチマークのパフォーマンス比較を測定している。
イベント&ウェブセミナー
無料のオンライン・セミナーでは、現在の指数ユニバースに影響を与えているトレンドや問題について扱っています.
S&P DJI は、透明性の高い安定したベンチマークを長期にわたり金融業界に提供しています。当社では、コア・バリューに合致し、適用されるすべての法令および規制や、業界の基準およびガイドラインに準拠した質の高いベンチマークを提供することに努めています。S&P グローバルの企業倫理規範や、S&P DJIの方針および手順では、効率的なガバナンス・プログラムの策定に向けた基準を定めています。
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採用情報
S&P カーボン・エフィシェント指数は、炭素排出量の多い企業へのエクスポージャーを減らす一方で、ベンチマークと同様のリスク/リターン特性を維持するように設計されています。
この指数では、売上高当たり炭素排出量に基づいて構成銘柄のウェイトを調整し、これにより炭素排出量の多い企業へのエクスポージャーを削減します。当社独自の炭素分類システムである「S&P グローバル炭素基準」を用いて炭素ウェイト調整を計算します。
本稿は、コンサルテーションで提案されたGICS構成の変更が、S&P グローバル大中型株カーボン・エフィシェント指数(除く日本)およびS&P/JPX カーボン・エフィシェント指数へ潜在的にどう影響するかを、GICSのセクター及びGICSの産業グループの指数ウェイト、炭素十分位数ウェイトの分布、指数の炭素強度の削減率、及び指数の売買回転率という観点から、試算・分析することを目的とするものです。
構成銘柄の選択
時価総額指数をユニバースとして使用し、流動性を基準として各企業のスクリーニングを行い、「炭素排出量の多い非開示企業」として分類された企業を除外します。残りの企業を指数に採用します。
ウェイト付け
構成銘柄のウェイトを決定する際には、炭素排出量に関する開示情報開示の有無や、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の枠組み状況、同業他社と比較した売上高当たり炭素排出量ランキング、産業グループの分類(高インパクト、低インパクト、または中インパクト)などを考慮します。
継続的なメンテナンス
この指数は毎年リバランスされます。論争の的となっている問題に関するモニタリングに基づいて、各リバランスの間に構成銘柄が除外される場合があります。
売上高当たり炭素排出量の評価
S&P カーボン・エフィシェント指数の構築にとって重要なことは、企業の売上高当たり炭素排出量です。売上高当たり炭素排出量は、ESG分析のスペシャリストであるS&P Global Trucostが算出し、S&P Global Trucostがカバーしているユニバースの企業に対して以下の通り評価されます。
S&P Global Trucostがカバーしているユニバース内で、直近の年間炭素排出量を開示していない企業に対しては、S&P Global Trucost独自のインプット・アウトプット・モデルを用いた推定値に基づき、年間炭素排出量を割り当てます。
直接的温室効果ガス排出量及び最上位の間接的温室効果ガス排出量
各企業の売上高当たりの炭素排出量を評価する上でインプットとして用いられる年間温室効果ガス(GHG)排出量(直接的排出量及び最上位の間接的排出量)を算出するため、S&P Global Trucost では以下を測定します。
これにより、各企業がどの程度、炭素へのエクスポージャーを有しているかを詳細に把握します。
S&P グローバル炭素基準は、独自の炭素分類システムです。この基準では、企業の売上高当たり炭素排出量を使用することで、構成銘柄のウェイト設定や指数値の算出のための枠組みを構築します。
S&Pグローバル大中型株指数の構成企業の売上高当たりの炭素排出量に基づき、世界産業分類基準®(GICS®)の各産業グループに対して十分位数による基準を決定します。次に、これらの基準を用いて、すべての企業を、指数の構成銘柄であるかないかに関係なく、S&P グローバル炭素基準の十分位数に分類します。
各産業グループを「高インパクト」、「低インパクト」、及び「中インパクト」のいずれかに指定します。この分類は、S&Pグローバル大中型株指数の各産業グループ内の企業における売上高当たり炭素排出量の範囲に基づいています。各産業グループの範囲は、第1十分位数基準と第9十分位数基準の格差として算出されます。
各企業は、炭素排出量を十分に開示しているとTrucostが認定した企業と、そうでない企業に分けられます。開示状況は、最大の炭素排出量カテゴリーにおいて全部または部分的に開示しているとTrucost認定した際に完了します(スコープ1とスコープ2の間)。
開示状況が「開示」となっている企業は、企業の公の報告書において気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の枠組みを統合しているとS&P グローバルが認めた企業に追加で分類されます。TCFD の枠組みを統合していると S&P グローバルが認めた企業は、十分位数ウェイト調整において追加のウェイトを受け取ります。
炭素ウェイト調整
各S&P カーボン・エフィシェント指数は、原指数のそれぞれの産業グループのウェイトを維持するように努めます。一方で、各産業グループ内の構成銘柄のウェイトを以下の通り調整することで、売上高当たり炭素排出量への全体のエクスポージャーを削減します。
論争の的となっている問題のモニタリング
指数構成企業は、環境・社会・ガバナンスのリスクに関するビジネス情報の大手プロバイダーであるRepRisk社が監視しています。RepRisk社は、幅広い問題(経済的な犯罪、汚職、詐欺、違法な商慣行、人権問題、労働争議、職場の安全性、大惨事の事故、及び環境災害など)に関して企業を分析します。* このデータを用いて、日々のRepRisk指数(RRI)指標を各企業に割り当てます。
各企業のRRI 指標が75に達したか、またはそれを上回っているとRepRisk社が報告した場合、その企業は指数から除外されます。除外された企業については、すべての適格性基準を満たし、RRIスコアが前年のリバランス日以降のすべての日に75を下回っていた場合に限り、指数への再追加を検討します。
S&P Global Trucostについて
S&P Global Trucostは炭素排出量や環境のデータ及びリスク分析のリーダー的存在です。S&P Global Trucostは気候変動や天然資源の制約、広範な環境・社会・ガバナンス(ESG)要因に関連するリスクを評価しています。
S&P Global Trucostは、4段階のリサーチ・プロセスを通じて14,000社(世界の時価総額の99%を占めている)の環境パフォーマンスを評価しています。詳細については、 S&P Global Trucostのメソドロジーをご覧ください。