コンテンツリスト

TalkingPoints: S&P 500®セクター指数と、25周年を迎えたGICS®の概要

2023年のプライベート市場の分析レポート: ケンブリッジ・アソシエイツのベンチマークと公開市場指数の比較

AI主導の指数化アプローチによりAIイノベーションに連動することを目指す

TalkingPoints 拡大するテーマ型投資における指数の役割

S&P 500® ESG指数: ESGを投資戦略の中核に据える

TalkingPoints: S&P 500®セクター指数と、25周年を迎えたGICS®の概要

Contributor Image
Hamish Preston

Head of U.S. Equities

S&P Dow Jones Indices

Contributor Image
Fei Wang

Senior Analyst, U.S. Equity Indices

S&P Dow Jones Indices

Contributor Image
Sherifa Issifu

Associate Director, U.S. Equity Indices

S&P Dow Jones Indices

  • この記事に含まれる指数 S&P 500

1.  GICSとは何か?なぜGICSが重要なのか?

世界産業分類基準(GICS) とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P DJI)とMSCIが1999年に共同開発した産業分類であり、2024年8月に開発から25周年を迎えました。世界の金融コミュニティの間では、セクター及び産業に関する完全かつ標準的な定義が求められており、GICSはこうしたニーズに応えるように設計されています。GICSの分類を活用することにより、世界共通の基準で企業、産業、及びセクターを比較することが可能となります。

GICSには4つの階層があり、現在では11のセクター、25の産業グループ、74の産業、及び163の産業サブグループで構成されています。各階層内の各項目にコード番号が付与されているため、このコード番号を見るだけで、その企業が属する分類や、上位・下位の分類との関係性などを即座に把握することができます。企業の産業サブグループの分類は、セクター、産業グループ、産業の各階層の順に決定されます。各企業の完全なGICS分類は8桁のコード番号で示され、各項目に関する説明が付されています。

TalkingPoints: S&P 500®セクター指数と、25周年を迎えたGICS®の概要: 図表 1

GICS構造は、市場セグメントの最新動向を反映するよう、時代とともに進化してきました。これらのアップデートにより、GICSの各階層内のセグメントの数や定義が修正される場合があるため、企業の分類も変更されることがあります。

TalkingPoints: S&P 500®セクター指数と、25周年を迎えたGICS®の概要: 図表 2

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする


「処理中です」 ...