2024年のこれまでのところ、大型株、成長株、及びテクノロジー関連企業が米国株式市場のパフォーマンスを牽引してきました。人工知能(AI)の開発が進み、これらの企業の成長見通しが改善する中で、S&P 500®上位50指数、S&P 500情報技術指数、S&P 500コミュニケーション・サービス指数、及びS&P 500グロース指数は8月末までの年初来で20%以上上昇しています。

しかし、年初来のパフォーマンスを詳細に分析すると、6月末以降において市場の牽引役が大きく変化したことが分かります。実際に、2024年下半期に入ると、AIの将来性に対する市場参加者の見方が変化する中で、半導体チップの生産能力やAIの実用化などをめぐる議論が活発化しました。また、短中期的な視点で、AIに対する期待が経済全体の成長につながるのかどうかという点にも注目が集まりました。このことは、上半期に市場の牽引役となっていた大型株、成長株、及びテクノロジー関連株の下押し要因となりました。
一方、第3四半期には不動産などの内需関連セクターや、バリュー株及び小型株などが株式市場の牽引役となりました。S&P 小型株600®指数はS&P 500を約6%アウトパフォームし、S&P 中型株400®指数及びS&P 500均等加重指数はS&P 500をそれぞれ2%及び3%アウトパフォームしました。







