S&P 500® 配当貴族®指数は、S&P 500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している優良大型株のパフォーマンスに連動するように設計されています。この指数は年次の指数再構築を完了し、これは2025年1月31日の取引終了時に有効となりました。Erie Indemnity Company、Eversource Energy、およびFactSet Research Systemsが構成銘柄に新たに採用され、これによりS&P 500配当貴族指数の構成銘柄数は69銘柄となりました。
新規採用銘柄のご紹介
Erie Indemnity Company
Erie Indemnity Companyは、自動車保険、住宅保険、企業向け保険、および生命保険などを提供する損害保険会社です。同社のウェブサイトによると、Erie InsuranceはH.O. Hirt氏とO.G. Crawford氏によって1925年4月にペンシルバニア州エリーで設立されました。
2024年9月30日時点の最新の四半期決算発表によると、Erie Indemnityの2024年7~9月期純利益は1億5,980万ドルとなり、前年同期(2023年7~9月期)の1億3,100万ドルから22.0%増加しました。
Eversource Energy
Eversourceのウェブサイトによると、同社はコネチカット州ハートフォードとマサチューセッツ州ボストンに本社を置くエネルギー会社であり、同社の歴史は19世紀半ばにまで遡ります。同社は現在、米北東部のニューイングランド地域で440万人の顧客にサービスを提供しています。
2025年1月31日現在、Eversourceの配当利回りは4.96%であり、これはS&P 500配当貴族指数の配当利回りである2.39%の2倍以上となっています。
FactSet Research Systems
FactSet Research Systemsは金融データおよびソフトウェア会社であり、Howard Wille氏とChuck Snyder氏によって1978年に設立されました。同社のウェブサイト3によると、同社はコネチカット州ノーウォークに本社を置き、世界20ヵ国に37のオフィスを展開しています。
2024年11月30日時点の最新の四半期決算発表によると、同社は非常に好調な業績を達成しており、売上総利益率は54.5%、自己資本利益率は29.2%、投下資本利益率は15.6%となっています。