コンテンツリスト

SPIVA®日本スコアカード
2020年末版

SPIVA®日本スコアカード
2020年中期

SPIVA日本スコアカード(2019年末版)

SPIVA日本スコアカード(2019年中期版)

SPIVA日本スコアカード(2018年末版)

SPIVA®日本スコアカード
2020年末版

Contributor Image
Priscilla Luk

Managing Director, Global Research & Design, APAC

S&P Dow Jones Indices

Contributor Image
Tim Wang

Senior Analyst, Global Research & Design

S&P Dow Jones Indices

概要

  • S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは2002年にSPIVA米国スコアカードを最初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアクティブ運用の議論において高い注目を集める調査となっています。当社は長年にわたり、スコアカードの対象をオーストラリア、カナダ、欧州、インド、南アフリカ、ラテンアメリカ、中東・北アフリカ、及び日本に拡充することで、経験を築き上げてきました。 本レポートでは、日本におけるアクティブ運用とパッシブ運用をめぐる議論は終了しませんが、当社はある戦略が他の戦略よりも優れたパフォーマンスを上げている市場セグメントを精査することで、有意義な貢献を行いたいと考えています。
  • SPIVA日本スコアカードでは、アクティブに運用されている日本の投資信託についてそれぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを1年、3年、5年、10年の投資期間にわたり報告します1。このスコアカードでは、777以上の日本の大型株・中小型株の株式ファンド、及びグローバル市場、国際市場、新興国市場、及び米国市場に投資する743以上の外国株式ファンドのリターンを評価しました。

  • 日本株ファンド: 2020年、S&P/TOPIX 150指数は3%上昇し、S&P日本中小型株指数はほぼ横ばいとなりました。 同期間において、大型株ファンドの46.0%及び中小型株ファンドの82.4%がそれぞれのベンチマーク指数を上回り、均等加重平均リターンはそれぞれ10.5%及び13.2%となりました。2020年の国内株式ファンドのベンチマーク指数に対する相対パフォーマンスは2019年よりも好調となり、ベンチマーク指数をアウトパフォームしたファンドの割合は高くなりました。

    10年の期間では、日本の大型株ファンド及び中小型株ファンドのそれぞれ22.7%及び52.4%がベンチマーク指数をアウトパフォームしましたが、これらのファンドのそれぞれ35.0%及び35.7%が清算されました。 大型株ファンドについては、均等加重平均及び資産加重平均ベースでベンチマーク指数に対してそれぞれ0.032%及び -0.043%の超過リターンを計上した一方、中小型株ファンドについては、均等加重平均及び資産加重平均ベースでそれぞれ3.86%及び1.85%の超過リターンを計上しました。 日本の中小型株ファンドは大型株ファンドと比較して、ベンチマーク指数に対して高い超過リターンを計上する傾向がありました。

  • 外国株式ファンド:2020年、米国株式ファンド及びグローバル株式ファンドのカテゴリーでは、2019年に比べてベンチマーク指数をアンダーパフォームしたファンドの割合が少なくなり、国際株式ファンド及び新興国株式ファンドのカテゴリーではその逆の結果が見られました。米国株式ファンド及びグローバル株式ファンドでは、それぞれ4%及び52.4%がベンチマーク指数をアンダーパフォームし、国際株式ファンド及び新興市場株式ファンドでは、それぞれ77.4%及び60.5%がベンチマーク指数をアンダーパフォームしました。2020年、グローバル株式ファンドは均等加重平均リターンにおいてS&Pグローバル1200指数に対して5.1%の超過リターンを計上した一方で、その他の外国株式ファンドのカテゴリーでは、ベンチマーク指数に対する均等加重平均リターンがマイナスとなりました。 グローバル株式ファンドについては資産加重平均リターンと均等加重平均リターンの間に大きな相違が見られ、資産加重平均リターンが均等加重平均リターンを14.1%上回りました。

    10年の期間では、外国株式ファンドの大部分がそれぞれのベンチマーク指数をアンダーパフォームしました。グローバル株式ファンド、国際株式ファンド、及び新興国株式ファンドの 90% 以上がそれぞれのベンチマーク指数をアンダーパフォームした一方、米国株式ファンドの78.3%はS&P 500を上回ることができませんでした。ただし、米国株式ファンドのベンチマーク指数に対する超過リターンは、均等加重ベース及び資産加重ベースの両方で最悪のパフォーマンスとなりました(それぞれマイナス6.1%及びマイナス6.0%)。 外国株式ファンドの10年間の清算率は46.3%となり、国内株式ファンドの35.3%を大幅に上回りました。

SPIVA<sup>®</sup>日本スコアカード<br>2020年末版: 図表 1

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする

SPIVA®日本スコアカード
2020年中期

Contributor Image
Priscilla Luk

Managing Director, Global Research & Design, APAC

S&P Dow Jones Indices

Contributor Image
Tim Wang

Senior Analyst, Global Research & Design

S&P Dow Jones Indices

概要

  • S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは2002年にSPIVA米国スコアカードを最初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアクティブ運用の議論において高い注目を集める調査となっています。
  • SPIVA日本スコアカードでは、アクティブに運用されている日本の投資信託についてそれぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを6ヵ月、1年、3年、5年、10年の投資期間にわたり報告します。

  • このスコアカードでは、743以上の日本の大型株・中型株・小型株の株式ファンドのリターンに加え、グローバル市場、国際市場、新興国市場、および米国市場に投資する681以上の国際株ファンドのリターンも評価しました。
  • 新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、2020年上半期には国内および外国株式のベンチマーク指数が下落し、日本の中型株指数および小型株指数や、新興国市場の株価指数はより大幅に下落しました。
  • 新型コロナウイルスのパンデミックの中で、日本の株式ファンドの大半がそれぞれのベンチマークをアウトパフォームした一方で、外国株式ファンドの相対パフォーマンスは低調となりました。より長い期間では、国内株式ファンドはそれぞれのベンチマーク指数と比較して、外国株式ファンドよりも良好なパフォーマンスを示す傾向にあることも確認されました。

SPIVA<sup>®</sup>日本スコアカード<br>2020年中期: 図表 1

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする

SPIVA日本スコアカード(2019年末版)

Contributor Image
Priscilla Luk

Managing Director, Global Research & Design, APAC

S&P Dow Jones Indices

概要

  • S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは 2002 年に SPIVA 米国スコアカード を最初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアク ティブ運用の議論において高い注目を集める調査となっています。弊社は これまで長年にわたり、スコアカードの対象をオーストラリア、カナダ、欧 州、インド、南アフリカ、ラテンアメリカ、そして日本に拡充することで、経験 を築き上げてきました。 本レポートでは、日本におけるアクティブ運用とパ ッシブ運用をめぐる議論を終了しませんが、弊社はある戦略が他の戦略よ りも優れたパフォーマンスを上げている市場セグメントを調べることで、有 意義な貢献をしたいと考えています。 

  • SPIVA 日本スコアカードでは、アクティブに運用されている日本の投資信 託についてそれぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを 1 年、 3 年、5 年、10 年の投資期間にわたり報告します。 このスコアカードでは 、741 以上の日本の大型株・中型株・小型株の株式ファンドのリターンに加 え、グローバル市場、国際市場、新興国市場、及び米国市場に投資する 646 以上の国際株ファンドのリターンも評価しました。
  • 国内株式ファンド:2019 年、S&P/TOPIX 150 指数及び S&P 日本中小型 株指数はそれぞれ 19.3%及び 16.8%上昇しました。 同期間に、大型株フ ァンド及び中小型株ファンドの 42.4%及び 74.6%がそれぞれのベンチマー クを上回り、均等加重平均リターンはそれぞれ 19.1%及び 21.0%となりま した。 2019 年の国内株式ファンドのベンチマークに対するパフォーマンス は 2018 年よりも好調となり、より多くのファンドがベンチマークをアウトパフ ォームしました。

過去 10 年の期間では、日本の大型株ファンド及び中小型株ファンドの 30.9%及び 45.2%がベンチマー クをアウトパフォームしましたが、これらのファンドのそれぞれ 35.4%及び 37.3%が清算されました。 大 型株ファンドについては、均等加重及び資産加重ベースでベンチマークに対してそれぞれ 0.08%及び - 0.05%の平均超過リターンを計上した一方、中小型株ファンドについては、均等加重及び資産加重ベー スでそれぞれ 2.53%及び 0.32%の平均超過リターンを計上しました。 それぞれのベンチマーク指数と の比較では、日本の中小型株ファンドは大型株ファンドよりも優れたパフォーマンスを上げる傾向があり ました。

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする

SPIVA日本スコアカード(2019年中期版)

Contributor Image
Priscilla Luk

Managing Director, Global Research & Design, APAC

S&P Dow Jones Indices

概要

  • S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは 2002 年に SPIVA 米国スコアカード を最初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアク ティブ運用の議論において高い注目を集める調査となっています。弊社は これまで長年にわたり、スコアカードの対象をオーストラリア、カナダ、欧 州、インド、南アフリカ、ラテンアメリカ、そして日本に拡充しました。

  • SPIVA 日本スコアカードでは、アクティブに運用されている日本の投資信 託についてそれぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを 1 年、 3 年、5 年、10 年の投資期間にわたり報告します。
  • このスコアカードでは、829 以上の日本の大型株及び中小型株ファンドの リターンに加え、グローバル市場、国際市場、新興国市場、及び米国株式 に投資する 703 以上の外国株式ファンドのリターンも評価しました。
  • 国内及び海外の株式市場のベンチマーク指数は 2019 年上半期に回復し ました。ただし、日本の大型株ファンドと、外国株式ファンド・カテゴリーの大 半は、均等加重平均リターンがそれぞれのベンチマークを下回りました。
  • 指数に対するアクティブ運用の年間数値には一貫した傾向は見られませ んでしたが、弊社は 10 年の期間ではほとんどのカテゴリーにおいて、日本 のアクティブ・ファンドの大半が一貫してアンダーパフォームしていることを 観察しています。

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする

SPIVA日本スコアカード(2018年末版)

Contributor Image
Priscilla Luk

Managing Director, Global Research & Design, APAC

S&P Dow Jones Indices

概要

  • S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは2002年にSPIVA米国スコアカードを最 初に発行しました。それ以来、このスコアカードはパッシブ運用とアクティブ運 用の議論において高い注目を集める調査となっています。弊社はこれまで長 年にわたって積み上げてきた経験を生かし、ここ数年でスコアカードの対象 をオーストラリア、カナダ、欧州、インド、南アフリカ、ラテンアメリカ、そして日 本に拡充しました。このレポートでは、主にSPIVA日本スコアカードの結果を 紹介しています。このレポートにより、パッシブ運用とアクティブ運用に関する 議論が決着するわけではありませんが、各市場セグメントの中でどちらの運 用戦略が有効に機能したかを調査することにより、有益な情報を提供できる ものと期待しています。

  • SPIVA日本スコアカードでは、アクティブに運用されている日本の投資信託 についてそれぞれのベンチマーク指数に対するパフォーマンスを1年、3年、 5年、10年の投資期間にわたり報告します。このスコアカードでは、815以上 の日本の大型株、中型株、小型株の株式投資信託についてリターンを評価 しました。また、グローバル市場、国際市場、新興国市場、及び北米市場を 投資対象とする678以上の国際株式型ファンドについてもリターンを評価し ました。
  • 国内株式ファンド:2018年に、S&P/TOPIX 150指数及びS&P日本中小型株 指数は、それぞれ15.9%及び19.6%の下落となりました。同時期に、日本の 大型株ファンドの83.7%及び日本の中小型株ファンドの58.2%がそれぞれの ベンチマークのリターンを下回り、平均リターンはそれぞれマイナス18.7%及 びマイナス20.5%となりました。ベンチマーク指数と比較した国内株式ファン ドの2018年のパフォーマンスは、2017年のパフォーマンスをはるかに下回り ました。2017年には、大部分のファンドがベンチマークを上回りました。

過去10年の期間では、日本の大型株ファンドの63.2%、及び中小型株ファン ドの56.2%がそれぞれのベンチマークをアンダーパフォームしました。大型株 ファンドの均等加重と資産加重の10年間の年率リターンの差は0.14%しかな かった一方で、中小型株ファンドの10年間の年率リターンでは、均等加重が 資産加重を2.94%上回りました。このことは、中小型株ファンド・カテゴリーの 中でも比較的規模の小さいファンドが規模の大きいファンドよりもはるかに良 好なリターンを生み出したことを示唆しています。

pdf-icon PD F 全ての記事をダウンロードする

「処理中です」 ...