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GICS®構成の変更によるS&P カーボン・エフィシェント指数への影響について

指数効果に何が起きたのか?過去30年間にわたるS&P500®の構成銘柄の追加と除外

アクティブ・マネージャーの難問

コモディティ指数のイノベー ション: これからの30年間

ファクター・ポートフォリオにおける カーボンリスクの統合

GICS®構成の変更によるS&P カーボン・エフィシェント指数への影響について

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P DJI)とMSCI社(MSCI)は2021年10月18日、GICS構成を変更する可能性に関して、投資コミュニティのメンバーとコンサルテーションすることを決定しました。GICS構成の変更が決まった場合、2022年3月に変更点が発表され、2023年3月に有効となる予定です。GICS構成が今日の市場を適切に反映し、正確かつ完全な産業の枠組みとなるよう、当社ではGICS構成の見直しを定期的に行っています。今回のコンサルテーションは2021年10月18日に始まり、2022年2月18日に終了します。図表1では、GICS構成の変更に関するコンサルテーションの概要をまとめています。

GICS®構成の変更によるS&P カーボン・エフィシェント指数への影響について: 図表 1

この分析は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC(以下「S&P DJI」という)のインデックス・リサーチ及びデザイン・チームが行ったものです。S&P DJIは、商業部門と分析部門を分離した組織構造/運営体制をとっています。したがって、GICS構成の変更に関するコンサルテーションによって最終的な変更が行われた場合でも、その情報が一般公開されるまで、リサーチ及び開発チームは最終的な変更にアクセスすることができません。

はじめに

本資料では、GICS構成の変更に関する提案が、S&P グローバル大中型株カーボン・エフィシェント指数(除く日本)とS&P/JPX カーボン・エフィシェント指数にどのような影響を及ぼす可能性があるかについて評価します。具体的には、GICSのセクター及びGICSの産業グループの指数ウェイト、炭素十分位数ウェイトの分布、指数の炭素強度の削減率、及び指数の売買回転率への影響を評価します。この分析を完了するため、当社は直近の指数リバランス日である2021年3月19日時点の指数構成銘柄データを使用しました。ただし、仮にGICS構成の変更に関する提案が採用されたとしても、これらの評価は指数への最終的な影響とみなされるべきではありません。

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