はじめに
個人所得に占める配当収入の割合は時間の経過ととともに着実に増加しており、配当は重要な収入源となっています。個人所得に占める配当収入の割合は2024年第2四半期に7.88%となり、1980年第4四半期の2.68%から大幅に増加しました。一方、個人所得に占める利息収入の割合は同期間に14.58%から7.61%に減少しています(図表1参照)。
配当は1936年以降、S&P 500®の株式トータル・リターンの3分の1以上を占めており、元本の上昇が3分の2を占めています。図表2及び3は過去の配当の重要性を示しています。