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米国の代表的な株価指数であるS&P 500®とDJIA®の比較

気候シナリオ、実質ゼロ、および不確実性

日本に焦点を当てる: カーボン・エフィシェント指数はどのようにESG環境を変えられるか

アジアの取引時間中におけるS&P 500®先物及びダウ・ジョーンズ工業株平均®先物の利便性

TalkingPoints: ESG要因をより有意義に活用する方法

米国の代表的な株価指数であるS&P 500®とDJIA®の比較

はじめに

米国大型株の動向を表す S&P 500 とダウ・ジョーンズ工業株平均®(DJIA) はともに世界で最も有名な株価指数となっています。これらの指数が開発 されたことにより、投資家が株式市場を測定する方法や、投資ポートフォ リオのパフォーマンスを評価する方法が変わりました。また、これらの指 数は、世界で最も成功している指数連動型商品やデリバティブ契約の基礎 としての役割も果たしています。

当社の推定によると、2019 年末時点で、S&P 500 をベンチマークとする 運用資産の総額は 112,000 億ドルを超えており、そのうち S&P 500 に パッシブに連動する運用資産は 46,000 億ドルに上っていました。一方、 DJIA をベンチマークとする運用資産の総額は 320 億ドルとなっており、 そのうち DJIA にパッシブに連動する運用資産は 280 億ドルに上っていま した1。

上記の推定によると、S&P 500 DJIA よりも多くの運用資産を集めてい ます。しかし、DJIA にもいくつかの強みがあり、例えば DJIA はよりシン プルな株価指数となっています。また、DJIAS&P 500 よりも長い歴史 を有しており、2021526 日には算出開始から 125 周年を迎えました。 過去のレポート2でも言及したように、DJIA に連動する投資商品の取引高 は、DJIA をベンチマークとする運用資産の残高よりも多くなっています。

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